こんにちは。

シリーズ3から少し間が空いてしまいましたが

日々の食事の中のたんぱく質の量、一日どれだけ摂っているか

確認することは出来ましたか?

自分の手のひらよりも多く食べてる人も

ちょっと少なかったなって言う人も、

ちょうど良い量を食べているな、と言う方もいらっしゃったと思います。

沢山食べないと満足できないって言う人は、

精神的に、満たされているかどうか、

身体の声に耳を傾ける心の余裕と時間的な余裕があるか、

自然に触れる機会を少しでも持っているか、、、

見つめてみるといいかもしれないです。

 

次は野菜です。

ビタミン、ミネラルを多く含み、たんぱく質、脂質、炭水化物などを

消化吸収し、体内で使うために必要な栄養素になります。

肉だけ食べても身体では効率よく使うことが出来ないんですね。

 

野菜には緑黄色野菜、淡色野菜があります。

ミネラルを含むのは海藻やきのこ類。

カロリーは少なめで食物繊維や身体の機能を整える作用のある

栄養素が多く含まれています。

ダイエットしたい女性は、野菜たっぷりの食事を取られる方も多いでしょう。

なので、カロリーが低いって言うことはよく知られてるんじゃないでしょうか。

 

だけど、身体は野菜と海藻、きのこだけでは作れません。

たんぱく質や脂質が必要なんです。

いくらダイエットしたいからと言っても、野菜ばかり食べていたら

貧血になったり、筋肉が衰えてしまったり、生理が来なくなっちゃったり、、、

身体の機能は万全ではなくなってしまうんです。

 

なので野菜も肉や魚も、ご飯も、バランス良くいただくことが大切になります。

 

野菜は一日300~400グラムくらい摂ると良いと言われていますが、

ざっくり言うと、ザクザク粗く刻んで両手に3~4杯分くらいが理想です。

そのうちの1杯を緑黄色野菜、手のひら半分を海藻、残り1.5~2.5杯が淡色野菜と言うバランスで

いただくことが理想です。

 

どうでしょう?皆さんどれくらい毎日食べていますか?

野菜を食卓に取り入れるのは

簡単な人もいれば難しい人もいるかもしれませんね。

ですが、肉や魚とご飯だけの食事をしている時よりも

心が豊かになり、満足が得られ、満たされた優しい気持ちが

生まれやすくなったりします。

何かイライラするな、疲れやすいな、元気が出ないな。。。

そんな症状がもしあったら、

野菜も肉も魚もご飯も、バランス良く食べているか

見直してみてくださいね。

 

追伸:

 

このシリーズは現代栄養学に基づいてお伝えしています。

「正しさ」の視点が入っています。

栄養学も、マクロビや薬膳、玄米菜食、ローフードなどなど

巷には様々な身体にいい食事のハウツーが出回っていますね。

でも、

ご自分の体に、本当に合っているのかどうか、

必要なのかどうか、わかるのはご自身の身体しかありません。

 

色々な情報をこちらでもお伝えしますが

ハウツー(どうやるのか、どうすればいいのか)にこだわりすぎず

今、目の前にある食事を、当たり前に思わず

ありがたいと言う気持ちで美味しくいただく。

それが一番大切だと感じています。

このことが、人の為に命をくれた動物や植物に対して

失礼なく生きていけることに繋がると思います。

命をくれて、無償の愛をいただく。

人として生きていることを、

許され認められていると感じられるんです。

なにか出来ても出来なくても、生きてるだけでOKなんですよね。

命があるってそう言うことなんだと思います。

 

ご自分の体に入れる食べ物、それで身体の全てが出来ています。

スナック菓子も、カップラーメンも、コンビニ弁当も、

肉も魚も卵も豆腐も、薬付けの野菜も、冷凍食品も食品添加物も

無農薬野菜も、食べたらそれが構成成分なんですね。

 

ご自身の体、どんなもので作っていきたいですか?

 

生活者の消費行動が変われば、提供する側も、作るものが変わります。

今の資本主義経済の社会において

生きていくためには売れるものしか作らないから。いや、作れないから。

 

ケイフードサービスでは、今現在出来ることで

出来る限り身体にいいお弁当を提供できるよう力を合わせています。

皆さんは消費することで、応援してください。

そしたらもっともっと、理想に近づけるから。

 

身体を構成する食べ物を選ぶことは、ご自身の体を大切にする事に

繋がるんじゃないかな。そんなことを想った火曜日の午後でした。

 

次回はラスト。炭水化物と脂質との付き合い方です。

お楽しみに。